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2008年03月27日

第7回就職活動支援スクールCANPASS→

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 就活支援スクールCANPASS→ × ガクログ
 第8回 「地元で愛される企業トークライブ!
      参加資格は、福岡へのアツい想いだけ。」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■基調講演

講演テーマ:『地元で働くことの魅力』

講師:ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役 森戸 裕一 氏

 

現在の私たちの環境はインターネットの普及により、
インターネットがなかった時代に比べて、
情報量が321倍も増えています。

その膨大な情報の中で現在の学生は、
その情報の渦に飲み込まれ、何が正しい情報なのか、
何が悪い情報なのか判断できずにいます。

その現状は就職活動でも見てとれ、就職Webサイトで
露出度の高い企業(大半が東京の企業)を
中心にエントリー、選考に進むといった就職活動を
している学生も少なくありません。

・東京の企業:1人当たりにかける予算 平均50万円

・地方の企業:1人当たりにかける予算 平均20万円
 (例:福岡)

新卒採用にどれだけ予算をつぎ込むかで露出度は異なり、
露出度が高ければ高いほど学生は興味を示しています。

今回は、まず露出度の低い地場企業をしっかりと見て、
そののちに東京の企業という就職活動のスタイルを提案します。

①仕事=人生
~仕事を通して何を成し遂げるか?~

現在、「地元を盛り上げたい」や「喜ばれる仕事がしたい」といった
アツい想いを持った学生が増えています。

その想いが現実味を帯びてきているかを感じるためには、
生まれ育った地で働き、お世話になった人々に対して価値を提供することが1番です。

ビジネスは、期待以上のモノやサービスなどの価値をお客様に提供し、
その対価としてお金をいただきます。

・誰に対して価値を提供したいか?
・誰に褒めてほしいか?
・誰と一緒に働きたいか?  …など。

最も身近な利害関係者に対して価値を提供することは、
その想いが叶ってきているかを直接、目で耳で肌で感じることができます。


      

仕事は、厳しく辛いものです。しかし、その中で“楽しむ”ことができているビジネスパーソンは少なくともその考えのもとでビジネスをしています。

→仕事に人生を賭けるのであれば、
       利害関係のある人や地に自分の人生を賭ける!

②自分にとって本当に合う企業の選ぶ方
~見えない価値(仕事内容+環境)で考える~

現在、若者の離職が社会問題となっています。

その理由として上位に挙げられるのが、
「仕事上のストレス」「給与に不満」「人間関係」です。

これらの理由からわかることは、しっかりとした「企業選び」ができていないということです。

では、しっかりとした「企業選び」とは何か?

それは「体感年収」という考え方から導くことができます。

「体感年収」とは、年間の金銭的所得から様々な要素をプラスしたり、
マイナスしたりして体感する年収のことです。

「どこに住んで働くのか?」

「誰と働くのか?」

「家族はどうするのか?」

「誰に価値を提供するのか?」

例えば、

プラスの要素としては、

・親からのサポート
・地域貢献をしている会社の考えに共感できる
・地元の友人との身近に付き合える、などが挙げられます。

身近に親や友人がいれば、悩みなど相談に乗ってもらえたり、
会社の考えに共感できているのであれば、
どんなに辛い仕事内容でも楽しく仕事ができたりします。

マイナスの要素としては、

・実家への帰省費用
・配属された部署の嫌な上司の下で我慢
・給料は高いが自社商品へのクレームが多い、などが挙げられます。

お盆とお正月は実家に帰省しなければならないので交通費が必要だし、
また嫌な上司の下で我慢すると、ストレスで病気になり病院通いになるので通院費が必要となります。


       

以上の様々な要素を年間の金銭的な年収に
プラス・マイナスして考えて出されるのが「体感年収」であり、
この考え方は「企業を選ぶ」方法となります。

「体感年収」=年間の金銭的な年収±様々な要素

③地元を自分生かしの場に

今学生の間で、自分探しが流行っています。

自分は一体何なのか?一体何をしたいのか?を探すこと。

しかし、自分探しをやっても永久に自分が何者なのかはわかりません。

なぜなら、自分の身体は両親が創り、
自分の心は周りの環境に刺激され創られたもので、
「自分創り」に自分は一切関わっていないからです。

そうとも気付かずに、自分探しばかりが中心になって
社会との関わりを拒んでいる学生が多いようです。

一方で、九州の学生は純粋に九州を盛り上げたいという
気持ちを持っている人々が多いようです。

生まれ育った地で働き、お世話になった人へ恩返し、
そしてその地を盛り上げあげる。

これは、周りに流されて東京に行く学生に比べれば、
地元企業を志望する十分に理に適った理由です。

永久に見つからないものを自分を探すよりも、
将来自分はこれまでお世話になった人々や生まれ育った地元に
どのように生かされたいか?また、そのために自分をどう生かすか?

…を考えてこれからの人生を送ることの方が妥当です。




■パネルディスカッション

5月の地元に愛される企業の合同会社説明会に先駆け、
地元で活躍されるかっこいい大人をお招きし、トークライブを行いました。

◇パネリスト紹介


2年連続グットデザイン賞受賞!
TOTOプラテック株式会社 総務部 総務グループ 三重野 寛昭 氏

      

「まずい!もう一杯!」でおなじみ!
キューサイ株式会社 経営企画部 人事課 一本 亮 氏

◇コーディネーター紹介

       

ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役 森戸 裕一 氏

<パネルディスカッションの様子>
※以下、三重野 氏をM、一本 氏をI、森戸 氏をNという。
※以下は、パネルディスカッションを抜粋したものです。

Q.面接で何を見ているか?



M:学生の話す内容と話している様子です。
面接後、自分では上手く面接できたのに落とされるといった経験があると思いますが、それが社会人と学生の視点の違いです。

I:本気度の継続です。 
将来の夢を持ち、それを叶えるために具体的に何をすべきなのかしっかりと考えを持っているかを見ています。

N:学生が面接に落とされてショックを受けている姿をよく見ます。
私は、面接で落とされても食い下がらずにもう一度面接を受ける、それが本気度を継続するということだと思うのですがいかがですか?

I:改善と準備をしっかりとしてもう一度面接を受けることについては考慮します。

       

Q:面接の際に想定外の質問をされたときどうすればよいか?



M:こっちはむしろそこも用意してましたと言われるとシャクに触ります。笑

Q.どんな人と一緒に働きたいか?

M:昨年、KYという言葉が流行しましたが、空気を創れる人・持っている人ですね。

I:夢やロマンを常に追いかけている人と働きたいです。
そんな人のそばにいると自分まで喚起されて頑張れます。

N:先ほど夢という言葉が出てきましたが、私は夢は寝ているときにぼんやりと見るもので叶わないと思っています。夢はいつまで経っても夢なんです。夢ではなく、目標をしっかりと持って就職活動を行ってほしいと思います。

       

Q:九州の魅力は何だと思いますか?

M:今年、北京オリンピックが開催されますし、自動車業界が九州へ乗り込んできましたが、九州はアジアそして日本経済の窓口というところが魅力です。今後、九州はアジアそして日本経済になくてはならいものとなってくると思います。

Ⅰ:自然が豊かで、食べ物も新鮮でおいしい、そして九州にはおもしろい人がいるところが魅力です。

N:九州、特に福岡の人々は言い訳をしません。そしてポテンシャルも高いです。私が福岡に会社を構えているのは、そんなおもしろい人間を九州に集めておきたいからです。

Q:今の会社に就職した理由は?



M:周りに影響を与えるような仕事がしたかった。そしてあえて親会社ではなく今の会社に入り、トップを取りたかった。

Q:社会人に必要とされるコミュニケーション能力とは?



Ⅰ:コミュニケーション能力とは、話の意図が相手にしっかりと伝わり、自分も相手の伝えたいことがしっかりと理解できる力のこと。

Q:学生に対してのメッセージ

M:業種と職種は全く違います。TOTOは製造業ですが、私はモノを作っていません。しかし、私はモノを作る人を創っています。これが社会人と学生の視点です。学生の間に社会人との接点を持って、社会人の視点を養ってください。

I:ビジネスには一発逆転はありません。地道なヒットとバンドで成果を出していきます。かっこうつけなくて結構です。自分がやらなければならないことに真剣になってください。

N:正直、三重野さんと一本さんはとてもかっこいい大人だと思います。そして、そんな2人を熱い社員を創っている会社がTOTOプラテックさんとキューサイさんです。今回は、地元や身近に「かっこいい大人」がたくさんいるということをを学生に気付いてほしかった。



<パネルディスカッションを終えての感想>



キューサイ株式会社 経営企画部 人事課 一本 亮 氏



TOTOプラテック株式会社 総務部 総務グループ 三重野 寛昭 氏


現在、若者が大学を卒業するまでに身につける能力と、職場で求められる能力が合わなくなってきています。

今後は、職場に就いてから社会人に必要な能力を身に付けるのではなく、早期に社会人に必要な能力を身に付けることが重要です。

CANPASSでは、内定を獲得するテクニックは一切教えていません。「考える」場を提供することで学生の視野や可能性を広げています。

CANPASS→は学生たちが「群れる場」ではなく、学生同士で「考える場」です。

CANPASSでは、学生同士が意見をぶつけ合い、考え方やそれに至るプロセスなどを比較することで、
自分の思考のクセや無意識の前提が浮き彫りになり、気付きや新たな発見を得ることができます。

人生の大半は仕事と共に過ごしていかなければなりません。学生には就職活動で失敗をしてほしくないと思っています。学生時代から社会人に必要な力を学んでおくか、社会人になってから学ぶかは、あなた次第です。

5月にガクログ主催による『地元に愛されるの合同説明会』が開催されます。詳細は後日、お伝え致します。

  


Posted by 九州学生ネットワークWAN at 18:23Comments(0)就活支援スクールCANPASS→

2008年03月17日

第6回就職活動支援スクールCANPASS→

こんにちは!

今回のCANPASSスクールの報告をします!

テーマは
「社会人基礎力上級編+面接実践編」です☆

講師はスクール事業部エース福井陽光です。





今回はここ数回やってきた社会人基礎力のまとめ編、面接実践編の
二本柱でおおくりしました!


*1* 社会人基礎力

まず、今回は自己紹介を全員でやってもらいました。

いつもは班のメンバーだけでやってもらうのですが、
全員に向けて自分の紹介+社会人に必要な能力は何かを話してもらいました。

ここでは、就職活動でも社会人になってからも大事な
自分をアピールできるかということを考えて行いました。


営業やお客様とお会いするとき、

声が小さい、何を話してるか聞き取りにくい・・・

これじゃあ相手に覚えてもらえませんよね???



自己紹介のあとは、成功曲線の話をしました。
皆さんご存知ですか?

努力をしてもすぐには結果って目に見えるものではないですよね?
ある日、いきなりできるようになるんですよね。

しかし、多くの人ができるようになる前に挫折をしてしまうそうです。



まずは、みなさんに何も言わずにイメージをしてもらい、
自分の成功への道のりを線で描いてもらいました。



みんな波打って成功へたどり着いているようでした!


面接に落ちた、選考で先へ進めない、凹んで就職活動もうしたくない!

なんて言わないで結果が出るまで頑張ってみてください☆


次におさらいとも言える就職環境の変化についてふれました。

昔の就職バブル期は「新卒・大卒・ところてん」なんていわれてたんですね。
恐ろしいですよね。

『受講生』



今も有効求人倍率が学生の数を上回り、売り手市場と言われています。

しかし!!!
実際は企業は学生のを優先して採用するので単に楽になったと思ったら大間違い。


『数より質優先の採用』



じゃあ、その質って何?
ここでは本気度と定義しました!

面接では本気度も見られています。

それを伝えるためには
1.意図を知る
2.第一印象
が大事♪

みんなで
「ん~っぱっ!」
「○○~ぃ!」

など練習してみましたね!

みんな楽しそうでしたね。


この後は、GD「富士山を移動するには?」を行いました。


『富士山』

みんなの考えがそれぞれの班で違っておもしろかったですね。

視点を変える!という考え方が多かったようですが、
目を閉じてイメージして東京タワーの横に移動する!
という班もいました。

『GD』



ここまでで第一部終了。

*2* 面接実践編

第二部では、講師としてもお馴染原田さんと川添さんに
面接官をしていただきました!

人材系の企業という設定で4人に面接をしてもらいました。
みんな緊張していたみたいですね。


『面接』


面接を受けなかった受講生も自分が質問されたらと
置き換えて考えてくれたようでした。


ここまでで終了です。


やはり、当日の雰囲気は来てもらった方にしか
分かりにくいかと思います。


『受講生』


ぜひ、ブログを見てくださってる方にも
CANPASS→すくーるに一度足を運んでいただきたいです☆


明日、18日18:30からお待ちしております☆  


Posted by 九州学生ネットワークWAN at 14:22Comments(0)就活支援スクールCANPASS→

2008年03月10日

第5回就職活動支援スクールCANPASS→

3月4日(火)  ibb FUKUOKA 6F 於

第5回就職活動支援スクールCANPASS→

テーマ:『グループワーク☆アピール術・上級編』


講師:NPO法人九州学生ネットワーク スクールディレクター 山口範子


こんにちは☆
スクール事業部の中村です☆最新CANPASS→情報をお届けいたします!

今回のCANPASS→スクールでは、

第一部:先輩による座談会
第二部:グループワーク 実践講座

の二本立てで、行いました。


○第一部「先輩による座談会」

CANPASS→スクールで行っているアンケート内で、
もっと四年生やまわりの学生とで「就活」について、
もっと話し合う時間が欲しい。

との要望が多く挙げられていたため、
4年生との座談会を設けました。

座談会も今回で2回目。
前回は、WANスタッフの4年生とスクール生とで話合ってもらいましたが、
今回は、「昨年、CANPASS→に通っていた3年生(現4年生)」を
ゲストとして招き、お話をしてもらいました。







私も、4年生として、エントリーシートのことを中心に
3年生とお話しました。

参加者したみなさん
「あなたにとって、ためになる話は聞けましたか?」


○第二部「グループワーク 実践講座」

今回のグループワークの講座は、

1.講師 山口からのメッセージ

2.グループワーク・発表

3.採用コンサルタントからの総評

4.山口からのアドバイス

の順番で行われました。

1.講師 山口からのメッセージ】

まず、山口からは

あなたには、
留学、休学、進学・・・などなど、多くの路があるのに
なぜ、「就職活動」をするのか?



就職(活動)のゴールはもっと先!!
これから先の人生を見据えた就職活動を本気でしよう!!


という2つのメッセージを
スクール生に投げかけました。




就職活動をやっていると、

・就職活動をクリアするため。

・内定をもらうため。

のような、かんがえに偏ってしまいがちです。

あなたにとっての就職活動のゴールはどこですか?

2月からのCANPASS→スクールは
社会人基礎力を中心においた講座を行っています。 
      
このような講座をするわけは

「内定=ゴール」ではないということを念頭におき
先を見据えた就職活動を行ってほしいという願いあってのものです。

社会人基礎力のことを忘れた方は
過去の記事に社会人基礎力について、触れてあるページがあるので
そちらを参考にしてください。


【2.グループワーク・発表】


今回は

『女性の社会進出に賛成か反対か』

というテーマで

話し合い:25分
発表  :1分30秒

という時間配分の元に、答えをだしてもらいました。

今回は、
採用コンサルタントの方、
ナレッジネットワークの原田さんを含めた社会人の方2人に
一人一人の評点をつけてもらいました。

まさに本番さながらの緊張感ノノノ☆

様子はこちら!!






なんとなくテーマを眺めると、
「賛成」と結論を出してしまいそうですが・・・

「女性の社会進出」をどう捉えるかによって、各班意見が変わってました。
中には、「女性の社会進出」には「反対」という意見を導きだした班もいました。

あなたはどう考えて、結論をだしますか?

【3.採用コンサルタントからの総評】

今回、外部からお呼びした採用コンサルタントの方からコメントを
いただきました。

具体的なアドバイスをいくつかいただきましたが、
その中でも重要なことを掻い摘んで説明します。

1.採用基準は企業によって違う!!

 企業からの要求は、本当にまちまちだそうです。

具体例を二つに示します。

(例1)

例えば、グループワークの配置している試験官の人数で
何をみているか違うそうです。

例えばには
学生一人一人に試験官がついている場合・・・(見る点)人間性・態度・考え・思考など
グループに一人もしくはそれ以上に少ない・・・・(見る点)態度

が違うそうです。

(例2)
 グループワークの意見だしのときも、
 「最初から最後まで自分の意見を通し続けた」
 「グループワークの意見が柔軟に変化した」
  といったものでも、どちらの姿が試験官にとってよく映るかは、
  企業の基準で異なるそうです。

 なんとなく答えをだすと、
 「グループワークの意見が柔軟に変化した」
 人の方が協調性があって、よい印象を与えられそうですが、必ずしも
 そのようなものではないそうです。


2.できるだけ自分らしく選考に望む!!

さきほどの文でも書きましたが、
選考基準はすべて同じようなものだとは限らない、

だからこそ、
自分らしくありのままで選考(グループワーク含め)に望む方がいい。

というアドバイスをいただきました。

その他、試験官の視点についていくつか、説明していただきました。

中々聞けない話だったので、みなさん興味深くきいていました。

【4.山口からのアドバイス】

総評の後、
山口から、彼女自身が今日感じたこと、
これまでのグループワークを通して、アドバイス(役割分担・時間配分)と
いった話がありました。

その中に
「あなたはこのCANPASS→スクールは何を得ようとしにきましたか?」
というメッセージがありました。

彼女自身、毎回、CANPASS→に来るのに、2時間ほどかけて来ていたため、
このCANPASS→スクールで何が得られるか、必死に考え、講座に望んでいたそうです。

みなさん、時間がいくらあっても足りない状況だと思います。
そういう中で、いかに時間を有意義に過ごすかが重要です。

CANPASS→スクールに来ている方、そして、このブログを読んでいただいてる就活生の方、
貴重な時間をどう有意義の使うか、何を得たいかということを
常に考え、必死にやることをやることで、一人一人の何かが変わるはずです。

次回、
3月11日(火)は今まで学んだ社会人基礎力 総集編!
実践!面接対策 ~面接でこんなにも大切なこと~
をお送りします。

講師は、WANのPBIディレクターでもあり、スクール事業部のエース、福井が講師としてお送りします!

WANスタッフ一同、心よりお待ちしております  


Posted by 九州学生ネットワークWAN at 06:18Comments(0)就活支援スクールCANPASS→

2008年02月28日

第4回就職活動支援スクールCANPASS→

2月26日(火)  ibb FUKUOKA 6F 於





それでは順番に見ていきましょう!!

① 情報を伝達する力

情報は伝達するのが非常に難しい!!
それを実際に体験してみましょう♪♪

みんなに半紙が配られて、講師の原田さんから指示があります。
「みんなで指示のとおりにやってみましょう!ただし、他の人はみないようにね☆」

① まず、半紙を半分に折ってください。

② それでは、どこかの角をちぎってください。

③ もう一度2つ折りにしてください。

④ さらに、もう一回折ってください。

⑤ 最後に、もう一度角をちぎってください。





さぁ!どうなったでしょうか?
周りの人と見比べてみてください!!





みんな全く違う模様になってしまいましたね~。

ここで講師の原田さんは言います。
『シンプルな言葉ではあったけど、同じ情報を与えたはずなのに、ここまで違うものなのです!完全に人によっては異なってくるものなんです。』

『インターネットでも、人からの言葉でも、人や場所が違うことによって、解釈も大幅に変わってくることがあります。』




確かに!!
実体験の中にもたくさん思い当たることがあると思います。
一方的に情報を伝えるからには受け手が違えば、解釈も違ってくるのは当然です。
コミュニケーションが難しいといわれるのも、似たようなことですね。

CANPASS→に来てくださった学生の皆さんも腑に落ちた様子でした!!

その情報の伝達の難しさを知ったところで…
さぁ!次に行われるのはお待ちかねグループワークです♪♪




≪グループワーク≫
下の資料をみて、どのような変化が起こっているか、その変化はなぜ起こっているのか?をグループで話し合い、発表してください。


みんな真剣に議論しています。。
WANスタッフにもどのような変化がなぜ起こっているのかを聞いてみました♪
簡単に紹介します☆

【堤川】⇒だんだん減ってきている理由は飲酒運転だ!
【堤】 ⇒地球温暖化を不安視して車に乗らないから近年は事故が減ってきているんだ!
【福井】⇒景気に左右されているのでは…

様々な意見が出てきましたが、皆さんの意見はどうだったでしょうか↓↓↓





ここで見抜くべきポイントは…

情報発信者

なのです!!

実は、以下の資料をよく見ると…
そう!事故発生件数・負傷者数は増えているんです。

社団法人 交通管理システム協会Webページより

しかし、死亡者数だけみると一件減っているように見え、事故さえも減っているように見えてしまう。
なぜ、発生件数・負傷者数を同時に掲載していないかという意図は明確ですよね。

ここでポイント!!
情報は必ず何らかの意図をもって発せられている!!

つまり大事なことは
発信者の意図をつかむ
ということなんですね。

また、誰にでもわかりやすいようにするために、このような情報はどうしても薄い内容になってしまいます。だから、情報を見るときは必ずその点を注意していないといけませんね。

その他、インターネットからの情報で気をつけるべき点、情報を発信する際にどのような能力が必要なのかといった話題も質問を通して行われました。

そして、講座の後半では内定者との座談会が行われました!
たくさんの質問が飛び交い充実した時間を過ごせたようです♪


このブログに書いてある情報も、文字だけの情報なのでどうしても100パーセント伝わることができないですので、是非!CANPASS→に足を運んでください☆



3月4日(火)は今まで学んだ社会人基礎力を総まとめ!
CANPASS→を創りあげてきたWANスクールディレクターの山口が講師としてお送りします!

またまた!大好評、CANPASS→卒業生(内定者)による座談会・質問会も行います。
是非ぜひ奮ってご参加ください!
WANスタッフ一同、心よりお待ちしております。

申込み・問い合わせ⇒http://www.kg-wan.net/canpass_form.html  


Posted by 九州学生ネットワークWAN at 17:18Comments(0)就活支援スクールCANPASS→

2008年02月24日

第3回就職活動支援スクールCANPASS→

2月19日(火)  ibb FUKUOKA 6F 於  

第3回就職活動支援スクールCANPASS→

テーマ:『社会人基礎力について ~考え抜く力・チームで働く力~ 』

講師は、ナレッジネットワーク株式会社 原田 俊一郎 氏です。



今回は、前半と後半に大きなグループワークを用意し、それらを通して「社会人基礎力について ~考え抜く力・チームで働く力~」を考えていきます。

まず、教室全体の緊張した雰囲気を和らげるために軽い自己紹介(大学名、氏名、就職活動中のおもしろい出来事)を行いました。

自己紹介後は、講座の概要説明を行ってからさっそくグループワークの方に入っていきました。

①考え抜く力とは

<グループワークの流れ>

各グループは制限時間以内(35分)に与えられたテーマについて話し合い、答えを出してもらいます。

そして発表の際にはその答えをどのようなプロセスで導き出したのかというところを含めて発表(2分)してもらいます。

テーマ:『日本全体に信号機はいくつあるか』

<グループワークの様子>















<発表の様子>   






     
以上のグループワークで気付いてほしかったことは、3つあります。

[1]課題に対する共通認識を持つ

作業(グループワーク)を効率的に進めるためには、現状を分析し、目的達成に向かっていかに効率よく作業を進めていくかを周囲に提案していくことが重要です。

「信号機」という情報をそのまま捉えてはいけません。「信号機」にも多くの種類があるので、グループ全体で「信号機とは?」という定義付けを行い、「信号機」に対する共通認識を持つ必要があります。

これが、課題発見力です。



[2]最善の成功へのルートを導き出す

作業を効率的に進めるには、作業を解決する方法を数パターン考えて最善策を検討し進めることが重要です。

時間配分や役割振りなどをして限られた時間の中で結果を出す。

これが、計画力です。

[3]スピード!スピード!スピード!
 
ビジネスではスピードが求められます。

知恵を絞り、結果(答え)を速く導き出す手段を考え出すことが重要です。

ビジネスには答えがないので、様々な手段・視点を考え、より速く、より良い結果を出すにはどうすればいいのかと考える。

これが、創造力です。

◆日本全体の信号機の数」⇒19万本(国土交通省調べ)

CANPASSに参加する学生たちは、これまでの学生視点ではなく、社会人の視点で物事が捉えられるようになってきています。

②チームで働く力とは

<グループワークの流れ>

各グループは制限時間以内(35分)に与えられたテーマについて話し合い、答えを出してもらいます。

そして発表の際には模造紙にロジックツリーを書いてもらいます。

テーマ:『ケータイ電話を1万円の価格で売る場合、どのようなニーズに対応していたらよいのか』

<グループワークの様子>













以上のグループワークで気付いてほしかったことは、3つあります。





[1]物事を論理的に捉える

今回のグループワークであれうば、既存商品の現状を分析・把握し、理想(ゴール)の商品のカタチをイメージします。そして、現状から理想までどのようなプロセスを踏む必要があるのかを考えます。

現状分析・把握→ゴールをイメージ→現状からゴールまでのプロセスを考え出す。

以上の流れが、論理的思考による展開の基本です。

[2]モレなく、ダブりなく

モレなく、ダブりなくという考え方を「MECE(ミーシー)」といいます。

これは、論理展開の中でモレによって的を外していないか、ダブりによって支障はないかを分析し、最後に優先順位を付けるものです。

そして、MECEとともにもよく用いられるのが、「ロジックツリー」です。
これは、問題の原因を掘り起こしたり、解決策を具体化するときに限られた時間の中で広がりと深さを追求するのに役立つ技術です。

ツリー状に論理的に分解・整理するので、「ロジックツリー」と呼ばれます。

[3]社会人チームワーク

就職すると数多くのプロジェクトを任されます。プロジェクトの最低条件は、制限時間内に結果を出すことです。プロジェクトチームの中には自分と合わないが実力を持っている人がいるかもしれません。
自分と合わない人と付き合うことは、ストレスが溜まることですが、ビジネスでは結果が求められます。

相手の意見や立場の違いの背景を理解することでストレスの発生源に対応し、結果を出していくこと重要です。

社会人のチームワークは、学生のサークルのように好きなもの同士で慣れ合うことではありません。



③CANPASSの魅力

現在、若者が大学を卒業するまでに身につける能力と、
職場で求められる能力が合わなくなってきています。

今後は、職場に就いてから社会人に必要な能力を身に付けるのではなく、
早期に社会人に必要な能力を身に付けることが重要です。

CANPASSでは、内定を獲得するテクニックは一切教えていません。
「考える」場を提供することで学生の視野や可能性を広げています。

CANPASS→は学生たちが「群れる場」ではなく、学生同士で「考える場」です。

CANPASSでは、学生同士が意見をぶつけ合い、考え方やそれに至るプロセスなどを比較することで、
自分の思考のクセや無意識の前提が浮き彫りになり、気付きや新たな発見を得ることができます。

人生の大半は仕事と共に過ごしていかなければなりません。
学生には就職活動で失敗をしてほしくないと思っています。
学生時代から社会人に必要な力を学んでおくか、社会人になってから学ぶかは、あなた次第です。

次回は2月26日(火)
第4回CANPASS→スクールが開催されます。

テーマ:『就活情報活用術と先輩との交流会

興味がある方は、是非参加してみてください。  


Posted by 九州学生ネットワークWAN at 17:14Comments(0)就活支援スクールCANPASS→